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蓬左茶寮(ほうささりょう) 名古屋で選ばれるミシュランプレートにも掲載された割烹料理

UPDATE 

こんにちは!
お仕事で全国各地に伺うのですが、その土地で素敵なレストランに出会う機会があります。
今回はお仕事でご一緒した方にご案内いただき、名古屋で美味しい割烹料理をいただいたのでご紹介していきたいと思います。

この記事に検索で辿り着いた方はきっと名古屋の方もいらっしゃるかと思います!pintos(ピントス)には福岡の地域情報、暮らしの情報がたくさん載っていますので、ぜひこちらの記事を読んだ後は他の記事も楽しまれてくださいね♪

いつもpintos(ピントス)をご覧の皆様!いつもありがとうございます。
今日は名古屋情報をお届け致します。最後までお付き合いください。

蓬左茶寮(ほうささりょう)について

お店の由来を直接聞くことができなかったのですが、熱田神宮を「蓬莱(ほうらい)宮」と称したところからそれに向かって左、すなわち北の一帯にあたる、熱田から名古屋城のある辺りにかけての地域をさすそうです。

茶寮は、茶室のある高級料亭を指したり、お食事を頂ける場所という意味もあります。実際に茶器や茶釜などもありましたので時間によってはお茶を点てられているのかもしれません。

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(表の写真を撮ることができなかったので、一休.comさんからお借りしております!)

名古屋市内にある割烹料理屋さんです。ミシュランプレートにも掲載されているそうです。
ミシュランプレートとは、ミシュランの基準を満たしている料理を頂ける飲食店やレストランになります。星獲得まではいかなかったものの、ミシュランがいい評価を与えているお店になります。

1階が蓬や(よもぎや)というお店になっていて、その奥の階段を昇ると蓬左茶寮(ほうささりょう) さんがありました。

1階はギャラリーとお土産コーナーがありました。ウルトラマンの怪獣たちがモチーフとなったアート作品が多数ありったり、食品は海苔の佃煮やオリーブオイルなどがありました。他にもいろいろとありましたが売り切れていました...!(写真がなくてごめんなさい)

蓬左茶寮(ほうささりょう)お食事について

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お席に着くとひとりひとりのお食事の準備が...
今回は14名満席でのお食事会に参加させて頂きました。完全予約制ですので、事前予約必須ですね。

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料理長の松本喜隆さんは18才より料理の道に入った職人さんだそうです。日本料理、フランス料理、イタリア料理、タイ料理を研鑽され、素材を生かされたお食事をたくさん提供されます。

オープンキッチンとなっているので、松本さんの包丁さばきや、火入れを見ながら、お食事ができあがるまでの時間を楽しみました。

L1023297.jpg滋賀県のズワイガニと出汁のジュレ。蟹を美味しく頂ける時期になったということで、器に盛り沢山の蟹を頂きました。一番はじめのお皿からこんな贅沢にいただけて幸せですね。

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こちらはヒラメ、パルメザンチーズ、秋トリュフ、ニラオクラの和物。
魚の旨味だけでなくチーズのうまみがあとから追ってくる感じ。日本酒とペアリングされているのですが、みなさん美味しいと楽しまれていました。(私はお酒が飲めないのでノンアルコールにて!)

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こちらはヤイトガツオですね。青のりの風味で味わうお魚でした。ヤイトガツオの旬は寒い時期になります。旨味が凝縮されていて、やっぱり美味しい!炙っても美味しいですが、しっかり手入れされたお刺身で出てくるのも最高でした。それにしても青のりの風味の素晴らしさ...

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こちらは貝柱のしんじょう(多分合ってる...?)と「蓬や」の名前の由来通り、蓬(よもぎ)をテーマ素材として使われた一品。もちもちしておりました。

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日本酒大好きな女将さんがお食事に合わせてご提案されています。
全国の酒蔵さんとの交流が深く、本当に美味しいものを仕入れて、お客様に飲んでいただいているそうです。器もかわいくて、思わず写真を撮りました。

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お楽しみプレートがやってきました(笑)
もう一品一品美味しいのに、こんなお皿に詰まってて、どこから食べるか悩んだお食事です。

もずく、モッツアレラチーズ、北海道産牛肉のたたき、ほうれん草のクリーム辛子クリーム合え、タコの柔らか煮、大根、伊勢湾水引きエビ、コウイカ(スミイカ)、長芋ようかん、あん肝、深谷ネギ。

もうパーティーです!どれも丁寧に仕込まれているので、どれも美味しい。もうずっと食べていられる味でした。

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今回、そこにいた全員を唸らせたのが...
「フォアグラの炭火焼」味噌に漬け込んだフォアグラの濃厚さがたまりませんでした。舞茸ごしょうという手作りの胡椒がまた美味しくて、口の中でずっと味わっていられる一品でした。

先ほどからずっと味わっていられるしか書いていませんが、あまりに美味しくて口の中からなくなるのが惜しくなるような...あの感覚になっていました。

舌の先で味わい、奥で味わい、横で味わい。合わせて日本酒と香りを混ぜていくと風味が変わるんですよ...と教えてくださいました。お酒大好きな方は「日本酒と合う!!たまらん!!」とずっと楽しそうに飲まれていました。チーズの濃厚さに近いくらいの深みのある味わい。また食べたい!!

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三重県産のとろさわら、そして大将こだわりの「しいたけや平松の原木椎茸」を頂きました。
とろさわらもお魚の味がつまった脂をいただきながら、しいたけの味わいをいただく。しいたけの風味が噛めば噛むほど変わっていくので、楽しめます。

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最後のデザートも美味しく頂きました。ミルクが濃厚なアイスクリーム。もはや生クリーム。
このデザートの前に美味しいご飯いただいたのに、私としたことが写真を撮り損ねています。海苔の佃煮が美味しかったのです(反省)

編集後記

美味しい食材やレストランで時間を過ごしていると、あと人生で何回美味しいものを食べられるのだろうか?と思う瞬間があります。

その土地の美味しい食材を丁寧に調理したものを味わう。
美味しいものを食べながら「美味しいね!」を共有できること。
とてもありがたく幸せなことだと思うのです。

忙しいとついついコンビニのおにぎりを食べながら仕事してしまったり...
スターバックスでラテとサンドウィッチを頬張ることだってありますから...

五感を呼び覚ますような食事をする度に、味わうことを忘れていると自覚させられるのです。そんな時に蓬左茶寮さんのような食材を楽しめるお店に出会うと深い部分から心が満たされます。

日本の食糧自給率って39%と言われていて、本当に海外からの食品に支えられている部分も多くあるのですが、実際に海に囲まれ、四季がある日本は本来豊かな食糧に恵まれているはずなんですよね..

地産地消。美味しいものをしっかり食べて、経済を回して、日本の美味しいものがこれからも食べられるように、私たちは「意識して食べる!」を大切にする必要があると感じています。

SHOP INFORMATION

蓬左茶寮(ほうささりょう)
住所
〒464-0073 愛知県名古屋市千種区高見2-13-14 堀清ビル 1F
お電話
052-761-5503
一休.com
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ライター

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服部恭子

福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。