服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。
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隠れ家と言いましても、ミシュランの星を獲得していたら、もうそれは全国に名前が届いてしまっているので隠れ家とは言い難いものがありますが...
今年はじめて伺ったお鮨屋さん「菊鮨」さんをご紹介させていただきます。
予約必須!むしろ3ヶ月先以上まで予約は埋まっていると思いますので、機会を見つけてぜひ予約をしていただけますと幸いです。
1980年に創業され、現在は二代目店主の瀬口祐介さんが引き継がれて今に至ります。
お話によると、博多の老舗鮨店「高玉」にて10年間修行を行ったのち、モナコ公国の五つ星ホテルメトロポールモンテカルロの副料理長・鮨の指導者として海を渡られたそうです。
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モナコ公国アルベール大公とシャーレン妃の挙式で、ジョエル・ロブション氏やアラン・ デュカス氏と供に王宮内で鮨をふるまう。2012年帰国。菊鮨を継ぐことを決意し、「その日一番旨い鮨」を心に、握る。
「公式ホームページより」
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実は伺ったのは、今年に入ってすぐ...
今の季節とは少しお魚が違うかもしれませんがご容赦ください。
お店はコロナ対策をしっかりされていて、グループごとに仕切りがされています。
樹齢100年を越える、銀杏の木をカウンターにされたそうです。
あこや貝からスタート!甘味を感じる貝の美味しさ、食感を味わいながら、次に出てくるお食事を楽しみながら過ごす時間。
虎河豚刺しは、冬の美味しい味わいですよね...
一枚一枚が味が濃くて美味しくいただきました。
たいらぎ貝の雲丹乗せ。貝のうまみをずっと味わっていたい一品。雲丹ももちろん美味しいのですが、たいらぎ貝はずっと食べていられる味でした。
鰆だったはず...肉厚な鰆の身を感じながら、ネギをしっかり感じる一品。本当はこの上に山葵が乗っているのですが、私は山葵が苦手なので、このままでいただきました。
この一品も菊鮨さんの冬の風物詩なのかもしれないです。虎河豚の白子に唐墨(からすみ)が散りばめられています。下にひいている昆布も美味しく食べることができます。小石原焼で提供されているのも福岡らしさ...
冬の風物詩パート2!!上海蟹の紹興酒漬け。お酒が苦手なので、思いっきり酔っ払いましたが、こんなに美味しいなんて知らなかったです。ずっとしゃぶりついていました。冬に行く時にはぜひ食べていただきたいです。
茶碗蒸しの中にはいろは牡蠣が入っており、うまみを味わえる一品。胃にあたたかさが染み渡ります。
虎河豚の唐揚げは、今までで一番美味しい!と思った河豚の唐揚げでした。醤油になるのでしょうか...甘辛く揚げてあるので最後まで飽きずにいただきました。本当においしいっ!
鮃(ひらめ)からスタート!このお鮨が握られる前に、酢飯を開いて仕上げていらっしゃいました。出来立ての整った赤酢のシャリでいただきました。
美しい、さよりをいただきました。
しっかりした歯応えといいますか、芯がある感じが美味しいですね。昆布で〆られているので味が詰まっていました。
ソデイカだったと思います。コリコリの食感も残しながら、そのままのタレの味も一緒にいただきました。
ハガツオをいただきました。さっぱりした味ですよね!旬は秋から冬にかけてだそうですが、年中美味しいお魚のひとつです。
本鮪漬けをいただきました。大切に準備されている味でした。水分があると言うと違うのですが、口の中で広がる旨味感が最高でした。鮪ってそんなに得意じゃないのですが、この鮪さんは美味しかったです...
本鮪の大トロ。はい!お写真から伝わりますようにトロけておりました。
蛤のお鮨!貝で一番好きなのは、蛤です。甘タレが美味しくて、大好きです。お鮨がだんだん最後になっていくことを感じる瞬間でもあります。
車海老は天草産のものだそうです。車海老は味がぴしゃっとしておりました。歯応えも、ばっちりで、〆に海老をいただくなんて!と思っていましたが、ちゃんとこの後も続きます。
脂の乗った鯖寿司もしっかりいただきました。海苔に巻かれて、パリっとその先にあるジワっと脂。ご飯の量もちょうど良いバランスでした。
美味しい赤だしのお味噌汁。赤味噌の味の向こうで出汁の味わい。なめこも美味しかったです!シンプルだけど一番好きです。
馬糞雲丹はたっぷりと。いただいてすぐに写真を撮って、頬張りました。味は濃厚。
最後の〆は、ヤイトガツオの手巻き寿司でした。最後までしっかりとしたお味でした。ありがとうございます!
福岡にも美味しいお鮨屋さんがたくさんできました。
まだまだ行けていないお店もたくさんあり、行ってみたいお店もあります。
菊鮨さんにもまた季節を変えてお邪魔できたらと思います。
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ライター
服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。