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福岡自転車最強説

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移動手段って何を使われていますか?一般的に思い浮かべるなら電車やバスといった公共交通機関、もしくはマイカーでしょうか。しかし福岡に住んで3年目となる私は、福岡の交通手段は「自転車」が最強なのではないかと定説します。東京に住んでいた時も自転車は持っていましたが、やはりメインは電車移動。あれだけ線路が張り巡らされている都内であればそれが常識でしょう。ですが、福岡って意外と路線が少ない。「こんなシンプルでいいの?」と思っていましたが、住んでみると「電車いらないじゃん」に変わりました。なぜなら相棒の自転車があれば電車に乗る必要がなくなったのです。月に交通費だけで2万円ほど使っていたのに今はほぼ0円生活。なぜこんなにも自転車と街の相性がいいのか、実際に福岡に来て私自身が感じたことをまとめてみました。

■コンパクトシティの本領発揮

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福岡は言わずとしれたコンパクトシティ。どこに行くにも省距離で移動できます。たとえば博多から天神であれば約10分の距離。キャナルシティや大濠公園、美術館でも自転車で移動できるくらいの範囲にあります。サイクリング感覚で街の散策ができるのです。片道20分程度であれば躊躇なく自転車を選びますね。

■駐輪場が多い

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主要な場所であればかなり設備が整った駐輪場が多くあるのが印象的でした。都内だと駐輪場を探すので一苦労なのですが、福岡であれば商業施設に設置されていたり、地下に広大なスペースの駐輪場があちこちにあり、探す手間も省けます。しかも嬉しいのが1時間無料などのサービス。自転車だと1日にいろんな場所に移動したとして、その場所ごとに駐輪料金を払っていたらとんでもないことになります。しかし無料サービスがあることでより自転車移動のメリットが増すのです。ちなみに驚いたのはキャナルシティ博多の5時間無料のサービス。太っ腹すぎる。放置自転車をほとんど見かけないのはこういうことなのかもしれません。

■道が広い

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もちろん地区にもよりますが、博多駅周辺など道が広く運転がしやすい。車道にも自転車専用レーンがあったりと自転車に優しい街だと感じました。人口の多い都市ほど運転がしづらい印象ですが福岡はそこの配慮もされているように思います。

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自転車移動のメリット

■行動範囲が広がる

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自分で道を選んで走る自転車だからこそ気づける街の特徴もあります。電車だと行きづらいけど自転車ならすぐに行けるという利便性でフットワークが軽くなり、行動範囲も広がります。ひっそりと営む街の商店を見つけるのも福岡の街の楽しみ方です。

■経済的メリット

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公共交通機関に払っていた費用が格段に浮きました。常にsuicaにチャージしなければ不安だったのが嘘のよう。その浮いた費用で福岡のおいしいものを食べられます。

■通勤ラッシュに巻き込まれない

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東京だと毎朝巻き込まれていた通勤ラッシュと無縁になったのは最大のメリットかもしれません。あのパンパンに人が入った車両を見るだけで通勤が億劫になっていたのが懐かしい。今は毎朝軽やかに自転車出勤しています。

■時間に縛られない

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電車やバスには定刻がありますが、自転車は自分のタイミングで出発できます。遅延することもないので遅刻するリスクからも回避。

シェアサイクルも便利

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福岡に来て驚いたのがシェアサイクルが当たり前のように普及していること。県外だと観光客などが使っているイメージですが、福岡では一つの交通手段として機能しています。シェアサイクルの種類も多く、各所にポートが存在するので気軽に利用できます。自転車を所有していない人でも自転車移動がしやすい街づくりが発展していました。

シェアサイクルについてはまた後日執筆しますね。

福岡で自転車は手放せない存在です。平日の通勤はもちろん休日の買い物でも活躍しています。きっと人生で最も自転車を利用しているのが今なのではないでしょうか。福岡での生活をお考えの方はぜひ引っ越しの家財道具の中に自転車をいれることをおすすめします!自転車に乗る際には交通ルールを守り、安全な運転を心がけるのもお忘れなく。福岡での自転車ライフをお楽しみくださいませ♪

ライター

pintos staff