同じ屋根の下で暮らす男女のリアル恋愛バラエティ「テラスハウス」。家も車も部屋着までもおしゃれ。どうやったら寝起きの風景があんなにおしゃれになるのだろうか。現実世界の朝なんて時間との戦いである。どこを切り取ってもドラマになる、まさにリア充な世界が画面の中に。
あれは画面の中だけの世界だと諦めるのはまだ早い。車もスポンサーもついていないけれど、ふとした日常の中でテイラー・スウィフトが流れ出すようなドラマチックな日常を過ごせそうな、福岡版テラスハウスな物件があるとのことで見てきました。
3フロアのメゾネットタイプ。1SLDKというちょっと変わった間取りです。というわけで玄関開けたらすぐに階段。しかしこのスカスカな階段は、もはやキャットウォークのような身軽さです。
入って左にはギャラリーかと思うほどのシンプルなホワイトキューブな空間。クローゼット代わりにショップ風に陳列するなど、その収納方法は試されます。
洗面・浴室も白を追求した空間。潔い。どこまでもついていきますこの白に。
2フロア目はキッチンとリビングダイニング。白の空間に突如現れる無垢床に癒やされます。
キッチンも真っ白。デザイナーズ感も感じられるけど使い勝手も良さそう。ここでハンドドリップのコーヒーを淹れてテラハな朝がスタートします。また日当たりが良いのも憎いところですね。
3フロア目は寝室に使いたい。ベッドだけの空間にして贅沢にクッションも並べちゃったりなんて妄想が広がります。しかも一番上の階に寝床。ツリーハウスのてっぺんで寝るようなワクワクを味わえる。そして壁に設置された間接照明が、さりげないのにいい仕事してくれてる。建もの探訪の渡辺篤史がため息をついて褒めちぎってくれますよ。
見下ろす階段は現代アート作品。ここでもう一回テイラー・スウィフトのBGMが流れ出す。
各部屋に溶け込んでいる格子の仕切りのようなものは「クール暖」という最新の冷暖房システム。夏は冷水、冬は温水を循環させ、「ふく射熱」を利用し、風を起こさずに心地よい温度を維持する優れものなのです。エアコンが苦手な人にもおすすめな次世代空調システムもついてきます!
目に入るもの全てがドラマチックでアーティスティック。これなら時間との戦いの朝も一呼吸おいて迎えられそう。シティな博多っ子には、このお部屋でテラハな日常をクリエイティブしてほしい。