最低限のモノだけを所有して暮らすミニマリストの暮らし。洗練された確かなモノを見極められる彼らの生活はシンプルに見えてかなり複雑のような気がするのです。"それだけで十分"を作り上げるには"とりあえず"という概念がなく、そこに行き着くまでにはあらゆる知識とセンスが必要。無駄を削ぎ落とした完璧なワンプレートのような空間。だからこそ憧れるミニマリズムな生活。新生活にミニマリストを目指すならこんなお部屋がおすすめ。
西新商店街を抜けて、閑静な住宅街にある今回の物件は、ひとり暮らし学生にぴったりの間取りです。そして何よりの注目ポイントは家賃の安さ!なんと管理費なしの2.8万円でインターネット使用料金も込みという破格のお家賃。しかも敷金礼金なしということで、初めてのひとり暮らしには超最適。
鉄筋コンクリート造で頑丈なマンションの3階のお部屋です。エレベーターはありませんが3階くらいなら余裕ですよ。鍵はカードキー採用ということで、鍵まで不要なミニマリズムがここからはじまります。
廊下にキッチンがあるシンプルな一般的な1Kの間取り。IHクッキングヒーターと小さな冷蔵庫があるのでちょっとした自炊もできます。食器を入れる収納棚もあり、余計な家具を買う必要もなさそうです。そしてお気づきかもしれませんが、オール電化です。光熱費の節約で生活にかかるお金は最低限で抑えられます。
洗濯機置場は玄関横に。扉付きなのでシンプルで洗練された空間を邪魔しませんよ。
シューズボックスも壁面に。ミニマリストなら靴は3~5足くらいでしょうか。十分すぎますね。
7帖のお部屋は、2面採光の明るくてぽかぽかの空間です。ガラスブロックをここまで贅沢に使うとは。木材もライトベージュで主張しない色合いがシンプルな空間を際立ててくれています。
天井まである大型クローゼット。ただ少し浅めです。ミニマリストにとって洋服は制服のような感覚なのだと聞いたことがあります。着るものはすでに決まっている。だからこそ無駄な服は買わない。服で悩む時間さえもカットできるのでしょう。
バスルームは3点ユニットです。一度に全部掃除できるというメリット。シャワー派な人にはおすすめです。
驚愕の家賃ですが、内装は清潔感のある空間で最低限のモノがすでに揃っているお部屋でした。インターネット代込みということを考えればかなりの穴場物件です。これから新生活をスタートするミニマリストさん、いかがでしょう?