服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。
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こんにちは!
本日は福岡で話題の焼鳥屋さんのひとつ「とりら」さん。
こちらのお店は紹介制なので、すでに通われているお客様に一緒に連れて行っていただくことでお店に伺うことができます。
私自身ずっと行きたかったのですが、なかなか叶わずにいましたが、機会をいただきましてやーーーっと!訪れることができました。
すでに「とりら」をご存知の方も、いつか行きたいな〜!と思っている方にも今日は写真を見ながら楽しんでいただけたらと思います。
まずは鶏の昆布締めから。新鮮であること、丁寧に下処理がしてあることが美味しさの条件ですよね。食感、甘み、ちょっと口の中で絡む感じがたまらなく美味でした。
鶏のたたき。上のジュレも美味しいですが、皮をパリっと焼いていて香ばしさがあるたたきは最高でした。おかわりできるならしたい一品。
こちらはもも肉のお鮨。はじめての体験すぎてよくわかっていないのですが...牛のお鮨は食べることありますが、鶏ってこんなに生で食べることないので、新鮮でした。美味しいです。旨味が詰まっていました。
次は手巻き寿司をいただきました!大将から手渡しされるのですが、全てが計算し尽くされていて、一番のベストでバトンが渡っていることを知りました。はじめてすぎて、すみません!って謝罪しながらいただいたのはここだけの秘密です。
ご飯の上に乗っているこちら、キンカンと呼ばれていました。こちらのたまごをプチって割って食べるんです。本当にプチって音がするくらいの張り。
この弾力と濃厚な黄身の味に驚かされました。あおさのりの風味もあり、味わいがあるご飯。どんどん提供される新しい食との出会いがありました。
次は名物のひとつ!!白レバーと淡雪塩(米粉の塩)。ワイン好きの方に連れて行っていただいたのですが、「ワインがすすむわぁ〜」と幸せな笑みを浮かべていらっしゃいました。濃厚さ、塩で引き立つ美味しさ。ここでしか食べられない贅沢な一品。
海苔の茶碗蒸し。あたたかいお料理が続きます。ほっこりしながら美味しくいただきました。
お野菜は美味しい肉味噌とともに。野菜も普通に美味しいのですが、肉味噌と一緒に食べているとずっと食べれてしまうんです。一緒にいた方からゆっくり食べないと最後まで辿り着けないわよ!とアドバイスをいただきました。
肉味噌までちゃんと美味しい。素晴らしいことです。
ささみは、ふわふわしていて優しい食感。わさびも美味しくいただきました。ワサビ苦手なんですが、もう食べるしかなく覚悟を決めて美味しくいただきました。でも、新鮮なワサビですから、美味しいんですよね。有難いです。
ねぎまですね、皮のカリカリ、皮と身の間の脂。相性がぴったりの状態で前に出されていました。食べた瞬間の美味しさとワクワクする気持ちが同時に溢れる1串でした。
手羽先に関しては、食べ方を伝授してもらいながらいただきました。ほぐすなんて言語道断。本当に美味しい状態だから、周りから食べて、ほくほくしながら、最後に骨の周りまでいただくようにと... 考え尽くされている提供方法。焼き鳥の手羽先ってこんなにも美味しかったの!?ともう泣きそうになります。
串の途中で、水炊きがやってきました。焼き鳥で水炊きをいただけるなんて!しかも本当に美味しい。鶏のフルコースです。少しずつお腹いっぱいになってきているけれど、ポン酢のすっぱさでまた食欲がピンと目覚めてきます。
野菜はなすをいただきました。小さい頃は分からなかった、茄子の美味しさ。茄子は本当は果物の部類だんだよー!というのを食べていると感じさせられる優しい味。水分がしっとり残っていて、丁寧に食べ頃を提供されていることが伝わってきます。
うずらの卵!はじける美味しさをいただきつつ。他の串があまりにも美味しくて...うずらの卵のことはうっすらな記憶。(ごめんなさい...)
最後の串はつくねでした。旨味がたっぷり、周りに絡められたタレも美味しく、じっくり味わいました。焼き鳥屋さんでもこんなに美味しい串ってなかなか食べられないだろうなーと感じさせられました。
〆は鶏出汁の醤油ラーメンがやってきました。味は結構濃い目ですが、最後なので一気に麺をかけこみ、スープをぐびぐび。もう有難い気持ちでいっぱいになりました。
完全紹介制のお店。なかなかその暖簾をくぐることは難しいのですが、一歩入るとそこには大将のこだわりがたくさん詰まった世界が存在していました。
大将が何気なく「お店で何が起きるかは想像ができます」と。
お客様の席、配置、タイミング、その全てが見えている方なんだと思いました。
あ、グラスを倒しそう。あ、この人はちょっと今タイミングが...
という微細な動きや気配を察知して、動きを変える。もはや、ちょっとした能力者のようにも感じました。
でも、それは全て、お店に来るお客様に最高の食事とこの空間を提供するため。
そのこだわりの形を素直に受け取った気持ちのあらわれなのかもしれません。
今は新規のお客様をとっていないとのことでしたので、なかなか行くことはできないと思うのですが。わたしもまた予約枠を持っている尊敬する方とご一緒させていただこうと思います。
こんなお店がある福岡。
食べログ焼き鳥ランキング全国2位。
もう時間の問題だと思います。ありがたいですね。
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ライター
服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。