服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。
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福岡にもお鮨ブームが来たのは2016年頃からでしょうか...
福岡ではミシュラン3ツ星を獲得している「鮨行天」などの超がつく高級鮨店もありますし、今は福岡鮨バブルとも呼ばれているくらい、高級鮨店が増えているように感じます!
ぜひ福岡にお越しの際には、お鮨屋めぐりもいかがでしょうか?
それでは、さっそくお鮨屋さんをご紹介させていただきます!
お食事は18:00からの一斉スタートでした。私たちと、もう1組の計4名でのディナースタートでした。
まずはドリンクのチョイスから...
私はお酒が飲めないので、ソフトドリンクの煎茶さえみどりをいただきました。
元々大将が長崎出身ということで「ダイヤモンドガラナ」を入れているということでしたが...初めて聞きました!ダイヤモンドガラナ!長崎では結婚式の時などによく飲まれるソフトドリンクだそうです。ご存知でしたか?
煎茶さえみどり
「あさつゆ」と「やぶきた」を掛け合わせた品種で、色が鮮緑で特に優れていることに由来された名前だそうです。とても美しい色です。
自家製ところてんとやまめの卵の酢の物
夏らしい一品からはじまりました。中には、トラフグが入っていて食感も楽しめます。
断面が博多織のように見えることから「博多押し」と呼ばれる手法のひとつ。
クエを使った一品になっていて、噛んで味わっています。器も夏らしく美しいです。
前菜をいただいている目の前で、炊き立てのご飯を酢飯にしていきます。
湯気が立って、ご飯をきりながら合えていく姿は見ていて心地良さを感じます。
出来たておこげに少しの醤油を塗って提供されました。
その演出というか、体験がとても楽しいですよね!
カリカリ食べながら、香ばしさが口の中に広がりました。なんだか懐かしい気持ちになります。
鱧とナス、そしてじゅんさいのお椀。夏らしく冷たいお椀はさっぱりしつつも、上に乗せたカラスミが良いアクセントになります。
タコの煮付け。柔らかくて美味しい。タコ好きにはたまらない一品です。
若鮎の塩焼き。2匹はさすがにボリューミーだなーと思いましたが、美味しくいただきました。つけダレがさっぱりしていて、本当においしかった!これが何のタレなのか気になりますが...酸味が効いていて本当に美味しかったです。
万惣牛のステーキをいただきました。1ヶ月に1頭のみの出荷され、熟成されたお肉だそうです。柔らかくて、とても美味しくいただきました!
岩ガキ 夏輝(なつき)のみぞれ和え。岩ガキの大きさもさることながら、みぞれの美味しさも抜群でした。少し上に散らされた、紫蘇の花が良い香織でとても美味しい一品でした。岩ガキ大好きなので、嬉しくなりました。
なかもとさんでは、ガリの代わりに今話題のスーパーフード「ヤーコン」が使用されていました。ガリのようにもちろん酸っぱいのですが、しょうがよりも食感がしゃりしゃり?というか、芋ですから、あの芋の感覚の食感です。
はじめの一品は、しゃりのみ...! ほのかにあたたかい、ちょうどよい質感。口の中に広げながら味わいました。体験としても面白いですし、お鮨は芸術あるいはエンターテイメントだと思う瞬間でした。
ヤリイカからはじまりました。ごまと塩が乗っていて、香りも感じる一品目でした。
キスの昆布締め!キスのお鮨は珍しさもあるのでとても新鮮な気持ちに。毎年季節になると父が浜釣りでキスを釣ってきて、昆布締めにするんです。キスは本当に思い出の味でもあります。
あじをいただきました。優しく醤油を上から塗るだけ...あぶらが乗っていてとても美味しかったです!
琵琶マス、こちらもはじめていただきました。ぽってりした肉厚感。
くろむつを頂きました。美味しいですよね!濃厚な甘味が美味しいです。それにしても、お鮨のネタがとても大きいです。
本マグロ、しっかりあぶらも乗っていますが、さっぱりいただきました。提供される前に醤油をかけて漬けの状態に...落ち着いた味わいでした。
大トロ巻き!大トロと一緒に香味野菜が入れられていて、はじめての味わいでしたがこれがまた美味しいのです。一度食べると病みつきになりそう。
次の一品のために、大将が準備されていました。
はじめに身の下から火を当てているのですが、最後に皮を焼いているんですよね。本当に良い香りがお店の中にたくさん広がっていました。
ここで出来上がったのは...のどぐろの混ぜご飯!!手元に届いて、自分でしっかり混ぜます。こちら絶品でした。あっという間に食べ終わってしまって、名残惜しい混ぜご飯でした。
車海老のおぼろ巻き。はじめて食べるお鮨ばかりで、びっくりしていますが、男性と女性のお客様によって提供の仕方が異なっていました。女性は2つにカット。男性はそのままに。とても食べやすく優しさも感じました。
北海道の馬糞雲丹でした。雲丹は複数を一度にいただいて、比較した方がより味の差を感じることができると思っています。単品でももちろん美味しいんですけどね!海苔の味わいがとっても豊かなのは間違いありません。美味しい時間でした。
出来たてほくほくの穴子をいただきました。受け取ったらすぐに頬張るしかないのですが、穴子のふんわり、ほくほくはやっぱり美味しいですよね...
卵と砂糖で作られた卵焼き。ふわふわのシフォンケーキ風の卵焼きでした。ほぼケーキな卵焼き。最後まで楽しい時間となりました。
佐藤錦とシャインマスカットのゼリーを温かいほうじ茶とともに頂きました。
握り手によっても味が変わるお鮨の魅力。奥が深すぎて私には分からないこともたくさんあります。
ですが、福岡という場所は本当に恵まれていて、県外からのお客様からも本当に喜ばれる食でもあります。
また新しいお店と出会いましたら、pintos!の読者様にもお届けできたら嬉しく思います。
それでは...
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ライター
服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。