服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。
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夏真っ盛り、今日は京都の夏の風物詩をお届け致します。
最近は新型コロナウィルスの影響で遠くに旅行に行くことはなかなか叶いませんが、どうかこのブログの読者様には写真などで楽しみながら、いつかの旅行の計画に役立てて頂けたらと思います。
今日ご紹介するのは、京都の夏の風物詩のひとつ「川床」です。
私は今まで川床未経験でしたが、去年、人の動きが少ない時期にそっと行ってきましたので、その時の写真をご紹介したいと思います。
京都には2つの川床があります。「鴨川の納涼床」「貴船の川床」と言われていて、鴨川添いのお店ですと「床の予約できますか?」とお電話で伝えたり、入り口で「床ご案内できますよー!」というように、「ゆか」って呼ばれるんですよね。
一方で貴船に関しては、「川床(かわどこ)」と呼ばれています。これなぜ呼び方が違うのかは、ちょっと調べてみましたが確かな情報に辿り着けず...
貴船の方が京都の北に位置し「床の間の「床」を語源とした。という話や、貴船の川床は手に届くところに川があるからなど諸説ありました。次回、京都に行った時にはお話しを聞いてみようと思います。
貴船神社からほど近くの場所にある㐂らく(きらく)さんにお邪魔してきました。当日は雨が降ってしまい、水かさが増していたので肝心の川床に座ることが出来ませんでした...
ですが「せっかくなのでお部屋案内するまで見てきてくださいね...」とお店の方の優しさでお店の奥にある川床を拝見させていただきました。
雨でびしょ濡れでしたが、やっぱり川の近くに来ると一気に気温も体感も変わってきます。京都の夏は暑いですから、この場所を避暑地としていたんだろうなーと感じる瞬間です。
川の流れる音もこの日は激しかったですが、普段はもっと落ち着いているようです。
とても心地よいマイナスイオンに溢れる川床でした。次回はここで食べてみたいな
今回案内されたのは、2階のお座敷でした。窓の外を見ると川床の上の簾とその上に垂れる緑の木々。雨に濡れてとても色鮮やかでした。癒されるー!
さて、そうこうしているうちにお食事が運ばれて来ました。
この日は納涼川床料理(¥8,800)のコースを頼みました。
先付:其の日の美味逸品
どれも上品な薄味、まずは一口ずつ楽しみながら次のお料理を待ちます。
向付:鯛、鱧落とし梅肉掛け、他あしらい、山葵醤油
鱧の梅肉はやっぱり美味しいですね!さっぱり美味しくいただきました。
焼物:鮎塩石焼き、花山椒鞍馬煮、蓼酢
あたためられた石の上に乗せられて来た鮎は、やわらかくふっくら。塩加減も抜群で、川魚の味を楽しめました。
冷鉢:そうめん、海老、温泉玉子、どんこ椎茸、口出汁
そうめん!ただ素麺出汁をつけるだけが素麺じゃない!(笑)美味しくて、温泉卵と優しい出汁絡めながらいただきました。器も涼しげで楽しめます。
ご飯、赤だし、香の物、季節の果物
このちりめんじゃこがとても美味しくて、お土産に購入して帰りました。
貴船神社の階段に上がる目の前にあるお店が「貴船㐂らく」なんです。
貴船は昔は「氣生根(きふね)」と呼ばれていて、大地の「気」が「生」まれる「根」源という意味なんです。近くの鞍馬寺も含め、とても京都の奥地にある神秘的な場所のひとつ。
貴船神社の参拝と合わせて、ぜひ川床料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
【住所】京都府京都市左京区鞍馬貴船町47(貴船神社前)
【お電話・ご予約】
075-741-2037
ご予約必須!(当日であっても事前のお電話を本当におすすめします!)
【営業時間】
11:00〜21:00(入店19:00迄)
川床期間(5月~9月)夜21:30迄営業
※現在営業時間等変更が多々あるので、ご自身でご確認ください!
【お支払いに関して】
・会計方法 テーブル / レジ
・カード VISA / Master / JCB / Amex / Diners
ライター
服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。