TITLE

【福岡市中央区平尾】割烹すし のりを 絶品お寿司のフルコース!

UPDATE 

「何が食べたい?」と聞かれたらすかさず「焼肉」と答えていた20代。最近になり「お寿司」と答えるようになったのは大人になったからでしょうか?

お寿司はお寿司料理全般を指し、「お鮨」は旨いがつくからこそ、美味しいネタによって生み出されるものを「鮨」と指すそうです。元々は、寿司は「寿を司る」という縁起物の意味もあり、古くから私たちの生活に馴染んでいたようです。

もちろん子どもを連れて、回転寿司に行くこともありますが、お仕事などで「お鮨」をいただくこともあります。どちらのお鮨も本当に美味しく、魚をしっかり食べられる楽しみが詰まっていますよね。

昨年、新型コロナウィルスの流行の真っ只中にオープンした噂のお寿司屋さんがあります。「こんな大変な時に!?」と言われたこともあったそうですが、淡々と握り、時に笑顔で冗談を言ってくださる大将の人柄に惹かれて、さまざまな方が訪れる平尾の隠れスポットです。

テレビにも何度も取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃると思います!
今日はそんな「割烹すし のりを」さんをご紹介させていただきます。

DO2410930 2.JPG平尾駅から徒歩7分。6席だけ準備されたお鮨屋さんがあります。それが「割烹すし のりを」
とてもお若い大将が握る、美味しいお鮨が人気のお店です。

DO2410887 2.JPGこの日のディナーは貸切となっていました。ゆっくりマスクを外して一呼吸。準備されていたお花を眺めながら、ドリンクのオーダーなどをお願いしました。と言っても私はお酒が苦手なので、温かいお茶もしくは、烏龍茶を頂いています。

DO2410889 2.JPGこの日のお通しは「ふきのとう、みょうがのあえ物」遠くにわさび菜の香りがただよう、少し辛味のあるお通しでした。季節のお通しをご準備されているので、きっと皆様がお店に行かれる頃にはまた違うものが楽しめることでしょう。(こちらは春の終わりに訪れた時の写真ですので、少し春のお野菜のご紹介であることをご容赦ください)

DO2410892 2.JPG2品目は鯛の昆布締め、出汁醤油に付けていただきました。昆布締めされたお刺身は少し粘り気を感じさせて、その風味がまたたまらないです。昆布から出るフコダイン、アルギン酸という成分と魚の水分が反応して、この粘り気はできるそうです。昆布締め、密かに好きな食のひとつ。(気持ちは、孤独のグルメ)

DO2410894 2.JPGこちらは季節のお皿。筍や菜の花、鯛の子、そら豆、アスパラ、どれも美味しくいただきました。お鮨屋さんでいただくイメージとはちょっと違うので、のりをさんのオリジナル。大将が丁寧にこしらえていらっしゃいます。

DO2410897 2.JPG春野菜の天ぷらもいただきました。タラの芽、うどなど...美味しくいただきました。春野菜の苦味って、子どもの頃は食べることができませんでしたが、大人になって美味しく感じるようになりました。味覚の成長は世界を広げてくれますね。

DO2410901 2.JPGお椀物として、わかめと筍のお椀をいただきました。うまみがたっぷり、香りを味わいながら、筍の食感を楽しみながら、汁まですべて飲み干して、お鮨までのお腹を整えるのでありました。う〜〜ん。出汁がたまらない。

県外からのお客様とご一緒すると、福岡の「出汁」に感激されます。透明感があり、醤油辛くない、うまみのある出汁は西日本のご自慢の一品かもしれません。

割烹すし のりを お鮨のご紹介

DO2410903 2.JPG

ここからはお鮨が並びます。王道の中トロから。上に醤油がついているので、もうこのまま一口です。柔らかく優しい一品。

DO2410905 2.JPG

鯵。青魚美味しいです。脂身もしっかり感じられてそのまま食べることができます。

DO2410907 2.JPG塩とかぼすの風味を味わいながら、イカを楽しみます。

DO2410909 2.JPG鱵(さより)春のお魚ですよね。透明感が美しく、また食感も新鮮。追加するなら鱵がダントツでした。

DO2410912 2.JPG貝柱の出汁がじわ〜っと出ている美味しい汁椀。

DO2410915 2.JPGアマエビはぽてっと、とろっと。甘さが口のなかにねっとり広がる感じですね。なのに食感もある、ずるいっ!

DO2410917 2.JPG大人になって、美味しくなったネタのひとつは赤貝でした。食感すごいですよね。コリコリしてくれる。素晴らしいです。

DO2410919 2.JPG

うには2種類。北海道と唐津のうにをいただきました。色が違うんですが、より甘さがあるのはこの時は北海道のバフンウニでした。

DO2410921 2.JPG

ウニの盛り方が尋常じゃないので、ぜひ堪能していただけますと幸いです。

DO2410922 2.JPG最後に穴子をいただき、〆となります。あたたかい出来立てが出てきます、口に入れるとふわりとこぼれる身がたまらない。この瞬間だけは、うなぎではなく穴子も美味しいと思える瞬間です。

編集後記

DO2380561.JPGまだ出来立ての店内は、杉の木の香りが漂っていました。6席だけの空間はいつも何かから守られているような落ち着いた場所になっています。

高級なお鮨屋さんが増えていく中で、確かに高級だけれども、ほっこりできるお店のひとつなのかもしれません。大将の人柄や話し方、キャラクターそれも一緒に味わえる場所のひとつだと思います。

まずはお昼のランチ3,300円、5,500円から楽しんでみて、ぜひ気に入っていただければ夜のコースも楽しんでいただけるとよいかと思います。

店舗詳細

【住所】福岡県福岡市中央区平尾4丁目4-16 アイ・ヴェール平尾 101号
【お電話・ご予約】092-401-0922


【緊急事態宣言中の営業時間について】
※店舗に直接ご確認くださいませ
昼 12:00 ~ 14:00(13:30)
夜 18:00 ~ 22:00(21:30)

【定休日】水曜日
【クレジット】 VISA / Master / JCB / Amex / Diners

【駐車場】 あり(2台)
【最寄駅】西鉄平尾駅 徒歩7分

ライター

スクリーンショット 2022-11-28 2.39.29.png

服部恭子

福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。