服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。
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こんにちは!
今日は最近出会った、最高に美味しいイタリアンをご紹介します。
福岡に住んでいて、このイタリアンを知らなかったなんて、ショックと言いますか、もう本当に福岡の食を語れない...って、良い意味で1週間くらい落ち込んでしまったレストラン。
美味しさに語るならば星5つ★★★★★
コスパ信じられない!星5つ★★★★★
スタッフさんたちが素敵すぎる星5つ★★★★★
「あ!お昼ごはん食べなきゃ!」って思った時に、 Googleで「近くのイタリアン」って検索して...
Googleにレコメンドされたお店に何気なくたどり着く。
そんな偶然に出会ったお店に心ときめいたので今日はそちらを記事にしたいと思います。
もう、知ってたよー!って仰られる方もいらっしゃるかもしれませんが...
ぜひにそこはご容赦いただき、読み進めて頂けましたら幸いです。
それでは、今日もよろしくお願い致します。
味の宝庫、九州。その肥沃な土壌や豊かな海で育ったあらゆる食材を、洗練された味覚として堪能できる本格イタリアン「 Ristorante fanfare リストランテ ファンファーレ 」という、コンセプトページに寄せられたメッセージ。
GUIDA(イタリア語でガイドという意味)に紡がれた言葉には、丁寧に食に携わる真摯な姿勢とともに、五感を研ぎ澄ませて感じる世界が繰り広げられています。
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GUIDA
食材それぞれに、最も美味しい"旬"や、他の味と組み合わせた際の"適性"
があります。Ristorante fanfareでは、九州産の新鮮な食材から生まれ
る素朴な味わいを大切にしつつ、食材一つ一つと対話することにより、そ
の"旬"や"適性"を考え抜いた「最良の味覚」をお届けしたいと考えています。
そのため、ご提供するお料理もまた四季折々で異なります。その時期特有
の「最良の味覚」をどうぞおたのしみください。
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席に到着すると、コロナ対策も兼ねたメニューが置かれていました。
QRコードで読み込んで、メニューを選びます。この日はPRANZO B(天然酵母パン+前菜+選べるパスタ+魚料理or肉料理+デザート+コーヒー)を選びました。せっかくなのでドリンクは辛口ジンジャーエールをチョイス。
お店を見渡すと90%が女性。印象的だったのはママ友かな?と感じる世代だけでなく、20代の女性も、奥ではお昼からワインを開けて談笑する大人たちの姿が多く見られたことです。もちろんソーシャルディスタンスで営業されていることも理解できましたが、それでも大盛り上がり。
ただ、おしゃれママ友が選ぶレストランは美味しいというのが定説。彼女たちの連絡網は甘く見てはいけません。女性が集まるお店は本当に美味しいと感じさせられます。と、ドラマ「孤独のグルメ」のゴロー風になりながら、心の中で分析をしながら食事の到着を待ちました。
ナイフやフォークなどのカトラリーも工夫されていることを感じます。持った瞬間の細さに驚きつつも、この細さは食べることに「集中」させる何かが宿っていると感じた瞬間がありました。
いつも持ち慣れている、汎用性のあるナイフやフォークですと、無意識に手に取って食べ進めてしまうところですが、違うからこそ、この違和感が感覚を研ぎ澄まさせるきっかけとなるのです。
そこからすでに、ファンファーレのリズムの中に誘われているようでした。
前菜:鹿児島産戻りガツオとイチジク、トレビス
お皿が運ばれて来た瞬間の色の鮮やかさにおどろかされました。上に振りかけられたナッツたちがまた良い食感。
マットなお皿は少し丸みと厚みがあり、丁寧に運ばれてきました。
味はもちろん美味しいの一言。目で見て楽しく。それでいてフルーティーな味わいを愛でながら。
五感で味わうことを一皿目から堪能させていただきました。
パスタ:3種から選べるパスタ/トレッチェ 長崎産穴子のリヴォルネーゼ
トレッチェというのは三つ編みという意味らしく、くるんと巻き込んだ形状であることから、ソースがよく絡むパスタだそうです。リヴォルネーザは調べたところによると、イタリア中部トスカーナ州の都市で港町をイメージし魚介をトマトソースで調理したもの。
穴子の食感と味わい、パスタに絡んだトマトソースを一緒に美味しく味わう一品でした。パスタもなかなかボリュームがありました!何より新鮮なトマトと穴子をちゃんと食べてる!という感覚が嬉しくなりました。
パン:天然酵母のパン
持った瞬間、そんなに重さを感じない軽めのパンの印象でした。ですが、口に入れた瞬間のモチモチっと感に感服。このパンだけずっと食べれちゃう。って本気で思えた、ファンファーレの本気のパン。
こだわりのお店って、自家製のパンをちゃんと作られているところも多いと思いますが、ファンファーレさんの自家製パンも最高に美味しかった。周りのパリっと感も良かった。記事を書きながら、また食べたくなってます。
お肉料理:鹿児島産 豚肉のストゥファートと里芋
今回は、パスタを魚介にしたのでメインは豚肉をチョイス。ちなみにこの日の魚料理は「五島産カマスとカボスバター」こちらも風味が立って美味しそうでしたが...(笑)
ストゥファートは、イタリア語で「蒸し煮込み」を意味するそうで、確かに柔らかくなったホロホロした豚肉を美味しくほおばりました。それだけで終わらず、下に添えられた里芋のペーストがとってもよい塩梅で...舌の上でなめらかな食感とちょっとだけ粘り気で余韻を残しつつ。
上のパリパリは...これも里芋だったのかな。もう美味しかった。
「あ〜あ、パスタも美味しかったのにメインも美味しいわ〜!どーしよー!処理できない」と、一人でこの気持ちを処理できず、家族のLINEグループに興奮して写真を送ってしまいました。
誰かに教えたくなる美味しさです。
ドルチェ:モンブラン
ここまでのランチを楽しんで。もうアイスだけかな〜くらいのテンションでいた私の目の前に運ばれてきたのは、今まさに栗を纏ったばかりのモンブラン。カウンターに座っていて、近くで、「あ!モンブラン作ってるな〜!」とは思っていたのですが、まさか目の前に来るなんて...もう豪華ランチすぎる(涙)
さっきまでお腹いっぱいになってきたな〜と思っていましたが、前言撤回!別腹です。秋のモンブラン最高です。メレンゲが砕かれ降り注がれているのもなんとも言えず可愛く、口の中で溶かしながら頂きました。デザートも間違いなかったです。
Google先生のアドバイスによって誘われた「リストランテファンファーレ」
久しぶりにランチを食べながら、ひとりで興奮する時間を過ごすことができました。
食事の空間は五感を磨く場所だと思っている私にとって、リストランテファンファーレさんはそれを形にしたような空間でした。
帰ってからホームページやインスタを見ていると随所にこだわりを感じることができました。
厨房を囲むように作られたカウンターテーブル。食事の合間に厨房を見ていると、鍋から立つ湯気や、パスタとソースを絡める音。スタッフ同士のコミュニケーション、指先で丁寧にあしらわれる盛り付け。その全てがBGMのように、映画のように楽しむことができます。
日々、忙しくしていると五感で感じることを置いていってしまう気がするんですよね。そんな時に、思いっきり季節の食材を感じながら、味わいながら、自身の身体を愛おしむ時間があれば...またそこから頑張れるな〜と改めて思った瞬間でした。
実は、このお店に行く10m手前で、幼稚園時代のママ友に遭遇!
「わぁ〜久しぶり〜!どこに行くの?」と声をかけられた瞬間。
「ファンファーレっていうイタリアンを探してて...」と伝えると。
今行ってきたよ!と言わんばかりのスピードで、そこにあるよ!と指を指して教えてもらったんです。
この時から感じてました「美味しいに違いない!」って。
ということで、今日はちょっと興奮しながらのランチレポートでした。
ぜひお時間ある方、天神大名にあります福岡区役所から徒歩3分。ぜひ行ってみてください!
価格ですが...
辛口ジンジャーエールを入れて、2,800円でした。感激。
ランチだけだと2,000円(税別)です。信じられません。おすすめです。
それでは...
【住所】福岡県福岡市中央区大名2-10-39 サンマリノビル 2F
【お電話・ご予約】092-707-0650
【ランチ】現在の状況として
*2,000yenコース *2部制 (ワンドリンクオーダーの御協力をお願いしております。)
①11:30-13:00 close
店内換気 殺菌消毒
②13:30-15:00 close
*5,000yenコース
11:30~13:30のお好きな時間でご予約いただけます。
【ディナー】
*5,000yenコース
*12,000yenコース3日前までの要予約
(前日でもご対応できる場合もございますので、その場合はお電話にてお問い合わせください。)
【定休日】不定休
【クレジット】 VISA / Master / JCB / Amex / Diners
【駐車場】 無し(隣のビル1階100円パーキングございます)
【最寄駅】 福岡市営地下鉄空港線 赤坂駅出口より徒歩3分
ライター
服部恭子
福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。