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【アフターコロナの働き方】コロナがもたらした新しい働き方・生き方

UPDATE 

こんにちは!
日々の暮らしに役立つピンッとくるヒントをたくさんお届けするメディア『pintos!(ピントス)』を今日もお届けいたします。

 

7月に入り、大雨など各地で被害が出ておりますが、皆さまのお住まいの地域は大丈夫でしょうか?
無事であることを心から願っております。

今日は「【アフターコロナの働き方】改めて福岡に移住をすすめる5つの理由」に引き続き、【アフターコロナの働き方】についてお話をしたいのですが、この記事を読む皆さまはコロナの流行前と後で働き方は変わりましたでしょうか?会社が長期間のテレワークの方も多かったのではないでしょうか?

私自身、WEBの業界で長く仕事をしているので打ち合わせを「skype」「zoom」で行ったり、東京や埼玉など福岡から離れたチームメンバーと「slack」「chatwork」を使ってプロジェクト運営をしています。ネット環境があれば、いつでもどこでも仕事ができる働き方をこれまでも追求してきました。

今回のコロナウィルスの流行は、企業や個人が「新しい働き方」をはじめる大きなきっかけとなり、この「新しい働き方」は私たちに新しい人生の選択を与えています。

私の周りのビジネスマン、ビジネスウーマンに実際にヒアリングをさせて頂きましたので、それも合わせてご紹介させて頂きます。

在宅勤務がもたらした、移動ストレスの軽減と自己コントロール

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今回のコロナウィルスの流行によって非常事態宣言が発令の元、休業要請が行われ、突然のテレワーク。
普段、朝の通勤ラッシュの中、出勤をされていた方のひとりは「ラッシュに巻き込まれない日々は何て穏やかなんだ!」と、福岡市内に務める男性(30代/会社員)は言います。

その会社は朝9時の出社の時間にメールを送ることで出社したとみなし、その日の業務を確認後に仕事をする。もちろん自分のペースで仕事をするので、早めにやるべき業務を終わらせ、一日の早い時間帯から自由な時間を得られる日もあったそうです。

お話を伺った方は営業担当の方でした。特に興味深かったのは「毎朝、通勤するからこそ、通勤途中に心を整え、いくぞ!と自分を鼓舞する時間があったが、その時間がない分、モチベーションを保つ工夫は必要だと感じる」という素直な言葉でした。

家でついつい気持ちがダレてしまう。緊張感を保つことができない。実は私たちが人と接する上で感じる多少の負荷が、良いパフォーマンスを生み出す部分を多少なりとも担っていることを感じさせられました。

在宅勤務がもたらした、スキル獲得のための時間

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仕事環境の変化を受けて、自分を見つめ直し、目的を持って学び始める人が増え、オンライン教育事業を展開されている、ヒューマンアカデミーでは4月以降のお問い合わせが急増したそうです。

 

WEB・プログラミング系講座(前年度月比325%)」
映像編集講座(前年同月比754%)」
「心理学・NLP講座(前年同月比154%)」

 

と、受講生が伸びたカリキュラムは、生活環境が大きく変化する中で、「将来、ますます必要となる技術」「自分らしく働く」講座が注目を集めていたそうです。

 

私の友人のフリーランスデザイナーはコロナの影響で企業案件の依頼がストップし、その時間を使って、動画編集スキルを身に付けるために勉強をしていました。「スキルは身を助けることがあるし、自分の価値を高めるためにも、意識的にスキル獲得を目指してる」(30代女性/デザイナー)と、動画を学び始めた理由を教えてくれました。

 

時流を読み、誰かに頼るではなく、自身に投資する。
コロナウィルス前だと、忙しくてついつい後回しになっていたり、気になっているけれど取り組めなかったような学びの時間を得ることができたのではないでしょうか?

 

これからさらに「副業解禁」の後押しがあるからこそ「何を得意として」「どのような価値提供をできるのか?」という点を意識し選択をしていきたいですね。

子どもと過ごす時間が増えたことによる充実感

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これは男性女性ともに、多くの声で上がってきました。
学校も休校となり、子どもたちが毎日夏休み状態!ご飯を作ったり、部屋が散らかったりと、違う意味でのストレスは多少あったようですが...

「1ヶ月くらい休みが続いたあたりから感じたのは、この期間って一生のうちになかなかない貴重な時間なんだな〜ってこと。仕事をしながら、子どもと過ごして、お昼を一緒に食べながら、また仕事をして...やってみると意外と捗ることを知りました!」(30代女性/会社員)

「webミーティングにあえて娘を参加させて、みんなで笑いながらミーティングをすることがありました。画面の先でも他の社員のお子さんが写っていて。みんないつもとは違う表情で、穏やかなミーティングになり、いつも参加させた方が良いのでは?なんて、みんなで笑っていたくらいです」(40代男性/経営者)

いつもは家庭と仕事を切り離して過ごしていた毎日が、こんなに一緒になるなんて!という在宅勤務。
もちろん集中できない!電話に子どもの声が...という声も上がってきましたが、状況に慣れて、子どもと一緒にサバイブしている印象を強く受けました。

会社の基盤を都内から福岡へ!オフィスを手放す

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前回の「【アフターコロナの働き方】改めて福岡に移住をすすめる5つの理由」に書いたように、都内在住者から見るとコスパの良い街のひとつであり、美味しいものがあり、街が整っていて、会社にとっても優遇処置のある福岡市内は大変魅力的だそうです。

「来月から福岡に戻ってくるから!都内のオフィスも縮小して置いておくけど、福岡にも拠点を作るからね!」(30代男性/経営者)という話を偶然伺いました。他にもオフィスを手放し、完全テレワーク体制に以降した会社の話も伺います。

今回の休業要請に応じた際、テレワークでも十分に会社が動くということを実感されたそうです。そうなると莫大な固定費をかけてオフィスを維持するよりも、社員ひとりひとりのライフワークバランスを意識した組織づくり、会社のあり方に重きを置き、生産性を上げた方が結果的に会社の成長へつながるはずだと!

もともと新しい取り組みをされている企業だからこそ、素早い決断は話題にもなりました。
新しい会社の在り方、社員を信用し、新しい価値観を生み出しながら働き方改革を行う。
このような企業が増えていくのでは?と感じました。

編集後期

コロナ時代の新しい働き方にフォーカスし、記事を書かせて頂きました。
社会情勢や取り巻く環境が大きく変化する中で「どんな人生設計を描き」「どのようなライフスタイルを楽しむのか?」「どんな場所に住めば自身が心地よく」「資産価値を生み出せるのか?」と人生を見直すきっかけが多くあったように感じています。

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今年の夏、新しく大名エリアに誕生するネクストオーク大名はそんな時流に合ったプロジェクトのひとつ。
Vol.2 仕事にも部屋にも必要なのは変革だ!(ネクストオーク大名)」にも紹介されている通り、自宅兼オフィスとして活用できるこちらのお部屋は、事務所と住居スペースを分けることで、気持ちの切り替えを行い、メリハリのある毎日を過ごせるはずです。

場所は福岡市内でも中心地の大名地区です。
ここから新しいライフスタイルの提案がはじまると思うととても楽しみです。

まだ安心できる状態ではありませんが、心と身体の健康第一に!
夏を迎えることが出来ますと幸いです。それでは...

ライター

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服部恭子

福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。