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衣替えついでに服の未来を考えよう!

UPDATE 

サステナブルという言葉が浸透してきたこの数年。ビニール袋の有料化やプラスチック製品が紙製品へと変わるなど、身近なところでも変化が起きていますね。最初は慣れないことで不便に感じていたことも日常になってしまえば何の支障もなし!これで未来の地球に貢献できていると思えば、これからも進んで取り組んでいきたいですね。服のリユースもその一つ。古着好きなら当たり前のようにサステナブルしていることになりますね。さらに、時代は進んで古着は"買う"から"交換"の時代になっているんだとか。自分の要らなくなった服を欲しい服と交換するイベントやお得に服をゲットできるサービスなどが実施されています。冬服への衣替えついでに、未来のためのリユース・リサイクルについて考えてみるのかいかがでしょう。

■要らない服はありませんか?

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要らなくなった服、ゴミ袋に入れて捨てていませんか?福岡市では、ごみ減量・資源の有効活用のため、古着・古布の回収を行っています。回収した古着・古布は、リサイクル工場で「反毛綿(はんもうわた)」にして、車の内装材としてリサイクルされるようです。

現在、服のリユース(リサイクル)率は2割ほどなんだとか。フリマアプリなどの普及でリユースが進んだかに思えますが、ペットボトルのリサイクル率9割に比べるとかなり低いことがわかります。

■服は"循環"する

1年間1回も着られていない服が1人あたり25枚もあるんだそう!そんな服を必要な人へ譲ることで服が循環するシステムをつくろうという動きが注目されています。ライフイベントで使った一度限りの物などをそのライフイベントを迎える人へ。物語が繋がれていくような感覚ですね。まだ使えるものだからこそ捨てずに循環させていきたいです。

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注目すべきなのは"買う"のではなく"交換"というところ。不要なものと交換するだけなので実質タダ!気兼ねなく欲しい服をゲットできるというわけ。交換できる衣類には一定のルールがあるのでお忘れなく。一度も袖を通していない服などはもちろんOKなので、なかなか捨てられないタンスの肥やしになっている服はまとめておいて、いざとなったら交換選手としてスタンバイしておくのもいいかも。

期間限定!博多マルイで「服の交換会」が開催されました。

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「人々の毎日に、幸せや歓びや感動の溢れる世界をつくる。」を企業コンセプトに掲げる株式会社ワンピースが、SDGsの一環として、すでに延べ1万5000人以上が参加している「服の交換会」イベントを、関東・関西の開催に引き続き、九州で初めて開催しました。このようなイベントを通じて、"交換"というあらたな価値観が徐々に浸透していくのだろうと思います。

■服のリユースにはこんなサービスも!

〈ベビー&キッズ用品はリユースがベスト?〉

子どもの洋服やグッズなどは、すぐにサイズアウトしたり使わなくなるものが多いですよね。まだまだ使える物なら売って、これから使える物を格安でゲットするのが賢い買い物かも♪

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福岡県各地に店舗をもつ「ポスポスマルシェ」では、服飾雑貨の量り売りなどで格安で販売!有名ブランドもお洋服も70%オフでゲットできちゃうことも♪おもちゃからベビーカーなどのベビーグッズも充実していて、成長に合わせた品揃えです。

〈古着の持ち込みでクーポンを発行〉

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H&Mでは、不要になった服を持ち込むことで 、次回3,000円以上のお買い物時に使える500円OFF電子クーポン1枚(1日最大2枚まで)と引き換えてくれるサービスを実施。さらに、衣類以外にも擦り切れたタオルや穴の空いた靴下などに加え、 不要になったシーツやカーテンなどのホームテキスタイルも受け付けています。古着でも価値があるというメッセージもあるようです。回収された衣類は、リウェア、 リユース、 リサイクル、 エネルギーなどに活用され、廃棄されるものはありません。

衣替えの際に出てきた着ていない衣類はこういったサービスでリユース・リサイクルしてみるのもいいかもしれません。不要なものが誰かの必要になる。そんな素敵な衣類の可能性を未来に繋げていきましょう♪

ライター

pintos staff