TITLE

初夏からはじめる #緑のある暮らし

UPDATE 

お部屋にグリーンありますか?おうち時間が長引いて部屋に植物を置きたいなと思ったことはないでしょうか?生き生きした緑があるだけで空間が明るくなり、シャキッとしますよね。風水的にも気の流れを良くする植物は、運気アップ効果もあるんだとか。見た目にも美しい観葉植物はインテリアとしても人気。しかし実際のところ、育てるのってむずかしいの?どの植物を選んだらいいの?水やりは?など初心者にはちょっとハードルが高いイメージがあります。それでもやっぱり憧れる「緑のある暮らし」。植物に囲まれてとまではいかずとも、部屋の一角にみずみずしいグリーンを飾ってホッと一息つきたいものです。今回は、緑のある暮らしの入門編として、初心者でも手が出しやすい観葉植物をピックアップしてみました!ぜひお部屋に緑を取り入れてみてくださいね♪

初心者はとにかく丈夫な観葉植物を!

401913_s.jpg

室内で育てる植物として求められる性質は、「丈夫」であること。まして初心者ならちょっとやそっとでは枯れない品種でないと、心が折れてしまいます。日陰でも育つ耐陰性と乾燥に強く、害虫や乾燥にも耐えうる生命力のある植物を選びましょう。観葉植物はこの性質に長けている品種が多く、育てやすいのが特徴。手間のかからない丈夫なグリーンからはじめてみましょう。

観葉植物のキホン

4726430_s.jpg

置く場所は?

基本的には直射日光を避け、カーテン越しの優しい明かりが入る場所が最適。また、根腐れ防止や害虫発生を防ぐために、土を適度に乾燥させる風通りの良い場所を選びましょう。窓に近すぎると温度変化が起こりやすいので、少し離した場所が◎。インテリアといえど生き物ですので、品種に合わせて置く場所を検討してみてください。

水やりの頻度は?

水やりの目安は、土の表面が乾いたときにたっぷりと水を与えるのがベスト。早朝か夕方に土の状態をチェックして、必要な際に水やりをしましょう。毎日世話をしたくなりそうですが、少しずつ水を与えると一部の土だけが湿り、根腐れの原因にもなります。時期によっては水やりをストップする品種もありますので、土と生長具合を見ながらの水やりを。受け皿に溜まった水はカビやコバエの原因にもなるので、必ず捨てることもお忘れなく。

土は?

土は水はけの良いものを好むので、基本的には市販で売っている観葉植物の土でOK。品種によって土をブレンドする場合もあります。土の表面にバークチップや化粧石などを敷くとインテリア性を高めるだけでなく、土への虫の侵入を防止する効果もあるのでおすすめです。

 

人気観葉植物5選

観葉植物の基本を学んだら好みのグリーンを見つけましょう!育てやすく、見た目もおしゃれな観葉植物を集めてみました!お気に入りを見つけて、ぜひお部屋にお迎えしてみては?

■ウンベラータ

4108575_s.jpg

ウンベラータの特徴は、ハート型の葉です。サイズは少し大きめで、樹木を部屋に置きたい人におすすめ。葉の形と美しく枝分かれする幹はインテリア性が高く、グリーン初心者に人気の品種です。

〈育て方のポイント〉

直射日光を当てると葉焼けの原因になるので、室内の明るい日陰で育てましょう。熱帯地方が原産なので、寒さが苦手です。冬は室内の暖かい場所で、水を控えめにやると◎。葉にほこりが溜まりやすいので、水やりの際に手入れをするようにしましょう。

■モンステラ

4794596_s.jpg

モンステラは、切り込みが入ったような特徴的な葉で、部屋の主役にもなりうる大振りな見た目が人気の観葉植物。さらに耐陰性、水切れ、多湿にも強い丈夫な品種なので、初めてのグリーンには最適な品種です。

〈育て方のポイント〉

高温多湿に強い品種ですが、水はけの良い土で育てましょう。耐陰性はありますが、部屋の明るい場所が最適。寒い時期には水やりを控え、室内で育てましょう。葉の表面に水滴ができるのは健康な証です。害虫予防にもなるので霧吹きで葉水をするのも効果的。

■ベンジャミン・バロック

3839060_s.jpg

ベンジャミン・バロックは、くるくるとカールされた葉が特徴です。新葉は明るいグリーン、生長すると深いグリーンになるので、色のコントラストも楽しめます。個性的な見た目は、部屋のアクセントにもなる存在感で近年注目を集めている品種です。

〈育て方のポイント〉

日照不足は葉が落ちる原因にもなりますので、部屋の明るい場所に置きましょう。しかし長時間直射日光が当たる場所だと葉焼けを起こすので注意です。環境の変化に弱いので置く場所を頻繁に変えないようにしましょう。特徴である丸まった葉っぱもほこりが溜まりやすいので、葉水の際に手入れをしてください。

■タマシダ

1143648_s.jpg

タマシダは、細い枝に葉が密集して茂るのが特徴です。日本にも自生する品種で、日陰でも育つ耐陰性と美しい見た目で園芸植物としても人気です。お値段もお手頃なので、手が出しやすく、生き生きとした生長を楽しめます。

〈育て方ポイント〉

直射日光を嫌うので部屋の日陰に置くようにしましょう。しかし日照不足になると葉の色が薄くなってしまうので、適度に明るい場所に移してあげるといいでしょう。多湿を好むので水はたっぷりと与えます。お風呂場などにグリーンが欲しい際にはぴったりの品種です。

■ポトス

4527427_s.jpg

ポトスは、ハート型の葉っぱが特徴で、斑模様などの柄がある品種もあります。上へと向かうように仕立てるとモンステラのように大きな葉に、下へ這わせるようにすると小さい葉がツル状に伸び、ハンギングで楽しむことができます。

〈育て方ポイント〉

明るい場所を好みますが、直射日光が当たらない半日陰に置きましょう。多湿を好むので、土が乾いたらたっぷりの水を与えます。繁殖力が高いので伸びすぎた際には剪定して、挿し木や水挿しで増やすこともできます。

 

いかがでしょうか?ビギナー向けの育てやすい品種で、グリーンショップでも比較的手に入りやすいポピュラーなものばかりです。5月〜7月は植え替えシーズンで生長も早い時期ですので、鮮やかなグリーンを部屋で楽しむなら今が買い時!空気と気分も浄化してくれる緑を取り入れて、おうち時間をさらに快適に♪

 

 

ライター

pintos staff