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東京五輪がより身近に!福岡出身の出場予定アスリート vol.1 福岡堅樹〔7人制ラグビー〕

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写真引用:福岡マラソン公式facebook(https://www.facebook.com/fukuokamarathon.official/

福岡市の大動脈渡辺通りを一万人以上のランナーたちが走り抜ける福岡マラソン2019がつい先日開催され、福岡に限らず日本全国今やスポーツの秋一色!

マラソン競技の開催場所をめぐって一悶着あったものの、新国立競技場も予定通り来月完成とお披露目を迎えるなど、着々と東京オリンピックに向けた準備が進み、日本国民一億総アスリート&総応援団気分。

そのマラソンでは9月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)という1発選考というドラマチックなレースにおいて、男女それぞれ2名づつの代表が決定したことが話題となりましたが、その他競技も続々と東京オリンピックへ出場する代表選手が決定しています。

そこで、この秋冬をすぎるとあっという間にやってくる東京オリンピックの舞台に出場する代表選手、とりわけ私たちが暮らすこの福岡で育ち暮らしてきた福岡出身のアスリートをピックアップしてご紹介する連載をスタート!

急激に燃え盛ったラグビー熱を東京でも!

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最初にご紹介するのは、先日開催され全国で「にわかファン」を爆裂に増やしたラグビー競技。開催前の他人事感が一体なんだったのか、いざ開幕して日本の快進撃が続く度にあれよあれよとラグビー熱が燃え盛り、惜しくも敗退したもの史上初めて進出したベスト8での南アフリカ戦での視聴率はなんと41.6%!!テレビ離れが進む令和の時代に約半分の人が見たという驚異的な視聴率を叩き出しています(ちなみに開幕前9/6に行われた同じ南アフリカとの練習試合の視聴率は6%...)。

かくいう私もラグビーを最初から最後までテレビ観戦したのは今回がはじめて...。母国の活躍にほだされてというのももちろんですが、ラグビーってなに、めっちゃ面白いやん!と、改めてラグビーというスポーツのもつ魅力に気付かされたものです。

そんなラグビー、もちろん東京オリンピックでも人気種目のひとつとして予定されています。が、がしかし、先日観たラグビーとは少し競技内容が変わるようです。

「フィフティーン」ではなく「セブンス」

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ラグビーといえば15人vs15人でやる競技ですが、オリンピックでのラグビーでは7人vs7人。ただしサッカーでいうフットサルのように、コートが小さくなったりはしません。あの広いフィールドを半分以下の人数で競うことになるため、15人制ラグビーに比べて密集することがなく、より運動量やスピードが求められることになります。そのためか試合時間は大きく異なり、15人制が40分ハーフのところ、極端に短く7人制は7分ハーフ。いかにハードな競技なのかが伺い知れます...。

さて、そんな7人制となるオリンピックでのラグビー競技ですが、出場する代表選手は15人制ラグビーの選手が兼ねることも多く、実は今回のW杯でとんでもなく活躍し、日本じゅうから注目された選手たちも世界一を賭けたこの大会へ戻ってくることが予定されています。

その中にも、ここ福岡出身の選手がいます。その名前も、

実にとってもわかりやすい福岡堅樹選手

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写真引用:Jスポーツ(https://www.jsports.co.jp/rugby/worldcup/player/japan/fukuoka/

W杯でのその献身的なプレーと一瞬のスピードと判断力で多くの観客を沸かせた福岡選手は、福岡県古賀市出身。高校時代までを福岡で過ごし、もちろんラグビーを始めたのも福岡!2013年に日本代表に初選出された後、今回のW杯を含めて代表として実に38試合出場の実績を持つスーパー主軸選手。しかも今回W杯後には、全出場選手の中から7人しか選ばれない「マグニフィセント・セブン(豪華な7人)」にも日本代表から唯一選出されるなど、世界が認めるスーパーラガー。

そんな福岡選手は、15人制ラグビーでは今回のW杯にて引退を、そして東京オリンピックにて7人制ラグビーの引退をすでに表明しています。それだけに想いも一際強く、前回のリオ五輪での4位以上(ということはメダル!)を目標にしているとのこと。これは絶対応援するっきゃない!

ちなみに東京オリンピックのラグビー競技男子は2020年7月27日(月)開幕。7月29日(水)に決勝戦と表彰式。え?W杯は1ヶ月以上かけてあれだけやったのにオリンピックはわずか三日間なの??という疑問、おっしゃる通りです。ただ、やはり競技時間が極端に短いこともあって、オリンピックでのラグビーはわずか三日間で終わってしまうとのこと。まさに打ち上げ花火的ロマン感じるー。

ということで今回燃え盛ったラグビー熱を来年の夏までなんとかしてくすぶらせておいてもらって、オリンピックでメダル獲得という大きな花火として打ち上げましょう!にわかファン万歳!(ちなみに博多にわかとにわかファンのにわかはもともとの意味が違うのでお間違いのないように!)

ライター

pintos staff