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新入学の春到来!見守りGPSサービスってどうなの?

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CATEGORY  家電・アイテム

今年の2月は観測史上一番暖かな2月だったとかで、ついに2月も温暖化の魔の手に落ちたか!と、年明けから一向に冬の気配を感じる間も無くあっという間に季節は春に向かおうとしています。

さぁ、春といえば新生活。それぞれ新しいステージにワクワクで胸いっぱいの季節。ただ、期待と不安は表裏一体。特に新小学生をもつ親のみなさんは、これまでの送迎ありきの通園から、子どもが自らひとりで激しい交通社会に立ち向かっていく最初の一歩を、とんでもなく不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

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そこで最近は見守り用のGPSサービスを利用する親も少なくありません。その利用には賛否もありますが、交通量や住環境も大きく異なった現代においてその利用は、子どもの安全を確認するうえでのひとつ選択肢であり、大きな安心であるとも言えるでしょう。

ということで、今回はその見守りGPSサービスについてまとめてみます。

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さて、そもそも何ができるの?ということで、「セコムしてますか?」でおなじみ、誰もが知っているセコムが提供している「ココセコム」というサービスの特徴をみてみましょう。

①大切な人・物の位置を確認できる

GPSだもの、当然の機能なのかもしれませんが、なんとその精度は高く、最良の条件下だった場合は5~10メートルの範囲で場所を特定することができるとか。

②ボタンをワンプッシュでセコムへ通報可能

小学生でも簡単に、しかも緊急時に慌てて誤作動のないように、なんとボタンはひとつだけ。そのボタンをプッシュすれば、すぐにセコムに通報が届きます。

③要請があれば、セコムの緊急対処員が現場にかけつけ

ボタンがプッシュされると、親にもすぐにその情報は届きますが、親もいつも子どもの近くにいるわけでも、すぐに駆けつけられるわけでもありません。そんな時、親の要請があれば、セキュリティのプロ、セコムの緊急対処員が代わりに現場へ急行してくれます。

と、ここまで聞くと、①はなんだかまぁわかるけど、③なんてなんだか自分が何かしらの大臣やら大企業の要人で、我が子に危険が及んでいるというアンノーマルな状況しか頭に浮ばず、まさかねぇそんなことはないよねぇと思いながらもこのご時世、何が起きてもおかしくはありません。我が子を守れるのは結局は親だけだったりしますしね。

ちなみにこの「ココセコム」、大臣とか要人でなくても月額900円からサービスを受けることができます。スマホよりだいぶ小さな端末ひとつを持つだけなので、お子さんのランドセルにつけておけばよいだけなので、900円で安心を変えたら安いものかもしれません。

そしてもうひとつ、セコムにならぶ日本のセキュリティの二大巨頭ALSOKも、もちろん見守りGPSのサービスを提供しています。それがALSOKの「まもるっく」。

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こちらもココセコムのようにもちろんGPSによる精度の高い位置確認やワンプッシュでの緊急通報はもちろんですが、プラスして、ハンズフリーで通話ができるのだとか。ただ、端末レンタルも含めると月額が2000円と少々高いのかも。

シンプルなココセコムと、話せるという安心がプラスしたまもるっく、というところでしょうか。

さらに、この二大巨頭のように駆けつけサービスがなかったりと、規模は違うけれども、AIを駆使したIT機能っぷりでテレビやマスコミで注目されているのが「GPS BoT」。

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こちら、5cm角の小さな端末を一度充電して、あとはランドセルに入れておくだけ。すると日本中の携帯電話回線を使って子どもの居場所を把握し続けることができ、AI(人工知能)によって、いつもと行動エリアが違うと判断した場合は親に自動通報してくれるという優れもの。端末代が最初に4800円かかるけれども、月額はわずか480円。まずはライトに見守りサービスを使ってみたいという親御さんにはちょうどいいかもしれません。

と、上記3つ以外にもすでに国内には10を超える見守りサービスが存在するようです。それぞれに強みが異なり、コストも変わってくるので、それぞれ見比べて、ご家族にあったサービスにトライしてみるのもいいかもしれません。子どもの行動を把握するという意味では、賛否両論あるサービスですが、子どもを守るのは親の努めですしね。

さぁ、うちはどうしようかなぁ。

ライター

pintos staff