知ってます？天神ビックバン。福岡市がこれからの未来に向けてとっても力をいれているというあの噂のプロジェクト、ですが、何がどうなって結局どうよくなるの？みたいなこと、あなたは説明できますか？私ははい、もちろんできますん。...すん。

ということで、明日街ですれ違った美女に「ねぇ、天神ビックバンってなに？」と聞かれたとしてもさらりと、顔色ひとつ変えずに説明できるスマートな男でありたいあなた（や私のために）、改めて天神ビックバンを調べてみました。

やること

2024年までに天神およびその周辺地区の30棟の民間ビルの建て替えを誘導し、新たな空間と雇用を創出します。要は老朽化しているオフィスビルや商業施設のビルをスクラップアンドビルドすることで、街そのものを再開発しようということ（らしい）です。そうすることで、ビルの建て替えでビルの高層化ができ天神地区の延床面積が約1.7倍に！面積が増えた分労働者も多くなるということで雇用者数は現在の39900人から約2.5倍の97100人へグッと増えることになります。その経済波及効果はなんと1年で8500億円にものぼるとか！まさにビックバン！天神ビックバン！

目玉ビルのあれこれ

ということできっとこれくらい説明できたら美女もおとなしく理解してくれそうなものですが、「へぇー、で、どんなビルに生まれ変わるの？」という二次クエスチョンくらいは想定しておきましょう。ということですでに計画が発表されているいくつかの目玉プロジェクトを紹介します。

まずは旧大名小学校の跡地に計画されているのは、高層ビルの珍しい福岡都心部にて、なんと地上24階建て高さ110mを超えるオフィス・ホテルビル。しかもそのホテルには超一流ホテルグループのマリオットホテルグループのあの「リッツカールトン」に決まっているとのこと！パースみるだけでもワクワクがとまりません。低層階には商業施設も予定されており、ますます福岡でのショッピングが楽しくなりそうな予感。

また、旧大名小の校庭のほうでは、高級レジデンスもはいったコミュニティビルを中心に、壁面緑化や緑のトラックなど、緑をふんだんに生かした憩いの場ができるようです。

ねぇここほんとに大名？あの大名小なの？そんな旧大名小一帯のプロジェクトは2022年12月完成予定。

続いて天神交差点をはさんで反対側、現在の福岡ビル（通称福ビル）と天神コアなどの跡地に新たに建つ予定になっているのが、地上19階地下4階の高さ96mの高層ビル。

こちらも商業施設・ホテル・オフィスがはいる予定になっているようです。完成予定は2023年12月。ていうかなにこのビルおしゃれ、そしてなにこの渡辺通り。イムズがとっても小さくみえてしまう...。

いえいえ、そんなイムズも21年で営業を終了し、24年に同じ位置に建て替えられて新しく生まれ変わるという計画がつい先日発表されました。もう渡辺通りが青山通りみたいになっちゃうわけね、なるほど、わかります、よいです。続けてください。

そして今一番完成に近づいているのが、2021年9月に完成予定のこちら。

天神ビックバンの先鋒を務めるのがこちら『天神ビジネスセンタープロジェクト』。つい先日いよいよ建設がはじまりました。場所は福ビルとアクロスの間。地上19階高さ90mのこちらもこちらで立派な高層ビル。商業店舗やオフィスが入る予定になっています。近未来を感じさせるといえばの王道「全面ガラススタイル」のこのビル、まずはこのガラスの大物の登場で福岡市民は天神ビックバンを肌で感じながら、その後続く開業ラッシュに沸くことになるのでしょうか。

いかがでしたか？天神ビックバン、あなたはもうスマートに説明できるようになりましたか？ちなみに、福岡市がリリースしているとってもわかりやすいムービーも見つけましたのでここに貼っておきますね。

自分たちが住む街が激流のように変化していくこれからの数年、pintos!ではその変化をつぶさに観察しながら、みなさんと福岡を楽しむ、なにかしらのヒントを探してお届けしてまいります。