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ラカーサディナオ 福岡市平尾浄水通りにある老舗イタリアンレストラン

UPDATE 

浄水通りの近くに住んで約10年。
セブンイレブンの横にあるイタリア国旗を見ては、いつか行ってみたいと思い。ただ目の前を通りすぎる日々。

今年、その「いつか行ってみたい!」を叶えようとお店に訪れたところ...
想像していた以上に濃厚なイタリアンの世界に誘われたので、今日はお店の様子とお料理をご紹介したいと思います。

ラ・カーサ・ディ・ナオ ご紹介

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La case de Nao(ラ・カーサ・ディ・ナオ)とは、イタリア語で「ナオさんの家」という意味になります。ナオさんて一体誰?と思い、調べたところ...

石橋尚幸オーナーシェフの「尚(なお)さん」のお名前だということが分かりました。
ちなみに、石橋シェフはこれまでスイス大使館、イタリア日本大使館の総料理長に就任された後、帰国後に日本で多くのイタリア料理店をプロデュースされた方だそうです。ピザ窯のあるレストランの第一人者でもあるそうですよー!すごい。そんな方のお料理がいただけるなんて幸せなことだと思います。

ラ・マニーナって、昔リバレイン博多にありましたよね...そちらのレストランもプロデュースされていたようです!大学生の頃に訪れていたなーと調べながら懐かしい気持ちになりました。

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イタリア語の「case(家)」を表すように、優しい家のような雰囲気とピザ窯のゆらめく炎が本当に穏やかなレストランとなっていました。

スタッフさんも若いシェフも数名いらっしゃって、おそらく育成されていたりもされているんだろうなーということも感じながら、終始観察しながら美味しい料理を頂きました。

ラ・カーサ・ディ・ナオ ランチタイム

ピッツアランチ(1,870円/税込)パスタランチ(1,650円/税込)セコンドランチ(2,200円/税込)
とっても良心的な価格と、想像のななめ上に行くボリュームにきっと驚かれることでしょう。

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この日はアラカルトで好きなパスタを食べたくて、本日のおすすめメニューの中から選んでみました。
メニューを見ると「ポルチーニ茸」や「鹿肉のグリル」、季節のものもふんだんに取り入れられているので、これはもう春夏秋冬で通うしかない!と思いました。

もはや私が知るのが遅かっただけで、近隣の皆様はもうずっと通われているのかもしれませんね(笑)グリル系のメニューも多く記載されていたので、複数名で来られてシェアするのもおすすめしたいです。

今回は、「牡蠣とキノコの白ワインパスタ」を選びました...ですが、私、白ワインのパスタ少し苦手意識があったので、「オイル系でお願いしたいのですが可能でしょうか?」と伺ったところ、快く引き受けてくださり対応してくださいました。ありがとうございます!

パスタが来るまでに。まずはフレッシュなサラダから...

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野菜がフレッシュで今の季節だと金柑も入っていて美味しく頂きました。トマトも甘くて、あれ?良いもの使ってますよね?と言いたくなるくらい、季節をさりげなく感じる一品。

サラダをむしゃむしゃ頂きながら、パスタまでの心を整えていきます。

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パスタは牡蠣たっぷりで届きました。イタリアンパセリがたっぷりかかっていて香草の香りが漂うパスタです。ラ・カーサ・ディ・ナオでは生麺も扱っていらっしゃるそうですが、オイル系を私がオーダーしたので乾麺で作らせて頂きました!と教えて頂きました。

きっとこの日のベストオブベストを作ってくださったのだと思います。
とても美味しくてボリュームたっぷり。ありがたく頂きました。

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せっかくなのでデザートも頂きました。クレームブリュレは大好きなデザートのひとつ。バニラアイスとフルーツコンポートが乗っている贅沢なクレームブリュレでした。

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ちなみにこちらは別の日なのですが、ピザを頂きました。シンプルなマルゲリータですが、正直言うとここまでチーズたっぷりのトロトロなマルゲリータは生まれてはじめて。ひとりで1枚は本当に食べきれませんが、ピザランチになるとこのビックサイズのピザになります。本当においしかった...そして、イタリアの家庭料理のようなほっこりする感覚が残ったピザでした。

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また別の日には「ティラミス」も頂きました。クリームたっぷり。染み込んでいるティラミス本体に行く前にこのクリームの美味しさで一度立ち止まってしまいました。また食べたいデザートのひとつ。

ラ・カーサ・ディ・ナオさんの魅力

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ずっと気になっていたけれど、これまで一歩を踏み出せないままだったレストランのひとつ。一度、お店に入ってみると、なんだか心がほっこりする空間が広がっていました。

お店を見ていると、ご家族で来られている方も多くて、お皿に取り分けてシェアしたり、交わしている言葉から、昔から通われている方も多いのだろうなーと感じました。若い男性たちが複数名でオマール海老のパスタを食べていた姿も印象的でした...

石橋尚幸オーナーのことを調べていると、座右の名は「3つ味」これは「先味=お店の雰囲気、中味=味とサービス、後味=料金と満足度」を指す3つの言葉を表現したものだそうです。

こちらのFM福岡放送での匠の蔵という番組でのインタビュー内容のようですが、とても素敵な内容だったのでぜひお時間ある時に読んでいただきたいです。ほっこりした理由は、オーナーのこれまでの歩みと思いが詰まっているのだということがこちらの記事から感じることができました。(インタビュー内容を読みたい方はこちらから♪)

私自身も遠くから見守っているオーナーシェフの視線をたまに感じながら、美味しくお食事を頂きました。これまではランチでしたが、タイミングを見つけてディナーでも伺いたいと思います。

地下鉄七隈線薬院大通り駅、徒歩3分の距離にあるというのもいいですよね♪

店舗詳細

ラ・カーサ・ディ・ナオ
住所
福岡県福岡市中央区薬院4-8-6
お電話
092-404-7030
食べログ
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40006742/party/

ライター

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服部恭子

福岡出身。大学在学中より、SNSを活用しカウンセリングサロンを主宰。2011 年よりSNSの活用に関する講師活動を行いながら化粧品のプロモーション、海外ウェディングPR、政府観光局主催のトラベルレポーター等を多数経験する。ラグジュアリーホテル&ホテルスパが大好きで年間100泊以上をホテルで過ごす。